parrot製ドローンの特徴と製品6つを紹介|なぜユニークなのか

parrot社は、1994年に設立されたフランスの会社です。スマホの周辺機器や運転中の通話に使えるハンズフリー製品などを製造していましたが、2010年以降『AR.Drone』シリーズをリリース。現在ではドローン業界2位のシェアを占めています。

 

この記事では、そんなparrot社の特徴や、どんなドローンを販売しているのか、といったことをご紹介します。

 

parrot社が販売しているドローン5つ

早速、parrot社製のドローンを見ていきましょう。

Mambo fly|遊び心満載!キャノンやアームにFPV(9,509円)

Mambo fly
価格 9,509円
重量 63g
バッテリー 9分
カメラ
プロペラガード 有()
FPV 有(別売)
安定性
屋外
◎コメント

ドローンの未来の一端を示す様々な遊び方を提案しているMambo Fly。専用アプリで撮影された写真は自動的にスマートフォンに保存されます。さらに別売りでFPVゴーグルやキャノン(プラスチックの小球を飛ばす装置)、アーム(ロボットアームで物をつかんだり離したり出来る機能)も付いており、遊び方は無限大です。

Swing|X 型の独特形状がなせる垂直飛行(10,800円)

Swing
価格 10,800円
重量 295g
バッテリー 8.5
カメラ
プロペラガード
FPV
安定性
屋外
◎コメント

Swingの特徴はX型の羽根です。この形により垂直離着陸を可能にしています。垂直離着陸が出来ると、他のドローンでは出来ないようなアクロバット飛行が可能になります。また最高時速30km/hであり、操作アプリ使用中にスマホを傾けるだけで加速させられます。傾け具合によってアクセルが踏み込まれスピードが出るイメージです。

Disco|個人が買える固定翼タイプのドローン!必見です!(49,000円)

Disco
価格 49,000円
重量 750g
バッテリー 45
カメラ
プロペラガード 固定翼
FPV
安定性
屋外
◎コメント

民間機で他に固定翼タイプのドローンを見たことがありません。固定翼の特徴である長時間飛行(バッテリー持続時間:45分)や高い安定性を有しています。別売りの送信機を用いれば最大2㎞遠くまで操作できることから、屋外の大空を滑空のに最適なドローンです。

Bebop 2|高センサー、高画質、高画角の本格ドローン(59,184円)

Bebop 2
価格 59,184円
重量 500g
バッテリー 25
カメラ
プロペラガード
FPV
安定性
屋外
◎コメント

Bebop Droneのカメラ性能を踏襲しつつ、他の機能がアップグレードされたのがBebop 2です。1400万画素、画角180°、3軸デジタル補正の高性能カメラにバッテリー持続時間25分、最高速度60km/hと機体性能の大幅グレードアップに成功しました。別売りFPVゴーグルも販売されており、写真撮影からレースまで幅広くご使用いただけます。

Anafi|2100万画素、3軸補正で9万円!これは買いです!(89,802円)

Anafi
価格 89,802円
重量 320g
バッテリー 25分
カメラ
プロペラガード
FPV
安定性
屋外
◎コメント

映像にこだわる、本格的な空撮を始めるならAnafiです。2100万画素で3軸のメカニカルとデジタルの複合ブレ補正に、上下180°回転するカメラが搭載されています。さらに、持ち運びに適した折り畳み式であり、搭載AIが撮影を補助します。これら全ての機能搭載で10万円を切ります。旅のお供にはもちろん、少し良いドローンをお求めなら是非。

 

parrot製ドローンの特徴

他社製品と比較していて特に印象的だった点は次の3つです。

他社製ドローンにはない機能が満載

日本で流通している他社のドローンと比して、独自の機能や形状を持つドローンを販売している印象です。

 

parrot製ドローンがユニークな理由は、各社のルーツを辿ることで見えてきます。

 

現在日本に出回っているのは、中国、韓国製のものが多く、少なからずDJI社の流れを汲んでいる形状や機能を搭載しています。

 

一方Parrot社はフランスの会社であり、フランスのドローン業界は航空宇宙・軍事の流れを汲んでいます。加えて中国とは地理的にも文化的にも離れていることもあるせいか、キャノンやアーム、X形状の翼、固定翼など、中国製ドローンには見られない形状をしています。

製品によってはバッテリーの持ちがいい

例えばDiscoなんかは5万円以下で45分のフライトが可能という、ちょっと驚愕の長時間飛行が可能です。

 

ただ、これはDiscoが固定翼であり、飛行するための動力がマルチコプターよりも少なくて済んでいるためでもあります。

 

parrot社の概要

Parrot社はドローン市場におけるNo.2の企業です。近年、大量リストラなどのニュースも出ていましたが、世界で初めて民間向けドローンを開発した会社でもあります。それまで主に軍事用途で使用されて来たドローンを初めて空撮用途で販売したのがparrot社です(実は今でも90%は軍事用途です。詳しくはこちら)。当時はドローンと言えばこの形で、DJI社が台頭するまでは世界トップメーカーでした。

無線技術とソフトウェアに強みを持つ

創業1994年で、元々は音声認識デバイスやスピーカーなどを開発していました。スピーカーなど培った無線技術から操作距離が長いプロポの開発に成功しました。また、音声認識プログラムを開発していたことからソフトウェアにも強く、AI搭載自動操縦機能やデジタルジンバルの開発も行っています。

航空宇宙・軍事の流れを汲むフランスのドローン業界

フランスのドローン業界は航空宇宙・軍事の流れを汲みます。フランスのドローン企業はトゥールーズ周辺に集まっていますが、この地域はエアバスも拠点を構えており航空宇宙・軍事産業が盛んでした。その技術を用いてParrot社などが民間向けドローンを作り始め現在では2000社以上のドローン企業がトゥールーズでしのぎを削っています。航空宇宙・軍事の流れを汲んでいることから固定翼タイプ、垂直離着陸などの技術を持ったのでしょう。また、農地も多いことから農業用ドローンの開発も進んでいます。

 

まとめ

今回はParrot社についてまとめました。世界初の民間向けドローンを開発したメーカーで世界シェア2位を誇る企業です。近年はDJI社の独走体制が続いていますが、今後ドローンの使用用途が増えてくると必ず需要が増えるソフトウェアや通信に強みを持っていることや軍事技術の応用で他社にはないドローンを開発することも想像できるためまだまだ今後も目が離せません。